釣り

千葉県で生息が確認されたある生物を釣りに行ってみた

特定外来種って知っていますか?この外来種、生態系に悪影響を及ぼすんです。その中でも今最もホットなのがウチダザリガニ。今このウチダザリガニがおいしいとある動画サイトで話題になっているんです。今までは長野や福島まで行かないとお目にかかれなかったんですけど、利根川でも発見されたって聞いたんで早速愛車にのって釣りに行ってきました!

ウチダザリガニってどんなザリガニ?

ウチダザリガニは北米大陸原産の甲殻類の淡水ザリガニの一種。体長は日本ザリガニやアメリカザリガニに比べると一回り大きいくらいです。見分け方はハサミ部分の白い斑点です。食性は雑食で、共食いをすることもあるみたいですね。その気性の粗さから在来の動植物を食いあらして土手の浸食を招く被害をもたらしています。そこで今日は、このウチダザリガニを釣って食べちゃおうって企画をしました。

関東県内でウチダザリガニが生息している場所は?

日本有数の河川として知られている利根川でウチダザリガニが発見されていると聞いて、テンションが上がりました。バイクで福島や長野はきついけど、利根川なら2時間くらいで到着しますからね。というわけで早速利根川に行ってウチダザリガニ探しをすることにしました。

なぜウチダザリガニ

ザリガニって泥臭いってイメージがありますが、ウチダザリガニはザリガニ独特の臭みがないっていわれているんですよね。味はロブスターに近いそうです。そう聞いたら一度は食べてみたくなりませんか?私は一発で食いつきましたね。ウチダザリガニは食用で導入されたこともあり、実際にとてもおいしい食材です。では、早速捕獲していきましょう。

ウチダザリガニの釣り方

捕獲方法ですが、水深の浅い水路がウチダザリガニを捕まえるのにおすすめです。ウチダザリガニは夜行性のため、キャンプ道具一式をもって利根川の某キャンプ場まで移動。昼間はテントを張って周辺にウチダザリガニの痕跡がないか調べることに。利根川に流れる支流を中心に調べると、ウチダザリガニが脱皮した抜け殻を発見!その場所を狩り場に決定し、夜を待つことに・・・。あ、ここで忘れてはいけないのが道具です。必要な道具はヘッドライトと100均の網です。釣る場合は、木の棒やタコ糸を使うといい感じですよ。エサはするめをひもに括り付けるだけです。

夜になるとウジャウジャ出てきた

日が完全にくれたあと、昼間下見に行ったポイントに行くと、いるいる!ジャンジャンあみですくいあげました。釣り上げたウチダザリガニは生きたまま移動禁止ですから、アイスピックで口から脳天の急所を突き絶命させます。(守らないと3年以下の懲役または300万円以下の罰金となります。気をつけましょう。)後は氷で冷やして、キャンプ場までもどったらパーティー開始ですよ!

ウチダザリガニの塩ゆで

塩ゆでが一番簡単でおいしい方法です。持ってきた水800mlに、臭いけし用の酒を適当に投入して、大さじ2杯の割合で水を沸騰させます。沸騰したらウチダザリガニを投入して10分~15分ほどゆでます。身は甘みとコクがあるので本当にロブスターですね!(たべたことないけど)バイクでツーリングできたし、おいしいものもいただけたので大満足の休日でした。次回来た時は〆たあと、具材ごとに分解してイタリアン風な料理を作ってみようと思います。


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